高尾の豆知識 


  

5-6.ダイヤモンド富士


 『ダイヤモンド富士』ってご存知ですか?太陽が富士山の頂上に来るように見える場所に立つとその太陽の光がまるでダイヤモンドのように強く美しく輝きだす事をそういいます。富士山と光輝く太陽が織りなす光景は、まさに自然の芸術といえます。

 太陽の高さ、太陽・富士山・自分の位置が一直線上になって、ましてや晴天の冬の短い時間に見ることができます。しかし、富士山が見える地域なら、どこからでもダイヤモンド富士が見られるというわけではありません。太陽が出る(沈む)位置は毎日少しずつ動いています。冬至には東南東から昇り(東南西に沈み)、春分にはほぼ真東(真西)、夏至には最も北に移動します。さらに秋分から冬至へと季節が進むと、元の方へと戻るわけです。つまり、1年かけて1周し、毎年これを繰り返すのです。つまり、富士山が東(西)の方向に見える場所 では、年に2回、ダイヤモンド富士が見えることになるのです。 

 ところで高尾山では、山頂で冬至の頃、天候がよければ富士山頂の中央に沈む夕陽「ダイアモンド富士」を眺めることができます。火口に吸い込まれるように沈む夕陽は、神秘的なものを感じます。この頃の日没は16:30頃ですので、この時刻を狙って少し早めに出かけて自然が織り成す美しさを存分にお楽しみください。

 また、ダイヤモンド富士が見れる日には、平日でも例年、京王高尾山口駅近辺、山麓の駐車場は昼過ぎから満杯状態です。京王電車を利用したほうが良いかと思います。なお、この期間は、ケーブルカーも延長運転(最終午後6時高尾山駅発)するため、夕陽を眺めた後、ケーブルに乗って下山することが可能です。にわかカメラマン達は、絶好のシャッタータイミングを狙って、夕暮れの高尾山は、急に賑やかになる時期です。山頂付近には三脚を立てた人々や登山者で満杯状態です。
 尚、暗くなってからの山道は危険なので、ゆったり観賞を楽しんだあとはケーブルカーで下山しましょう。また、日没後の用心のために懐中電灯をお持ちになることをお勧めします。
 


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