高尾の豆知識 


  

7-5.高尾と言えばせんべい


 高尾山のお土産といえばやはり「高尾せんべい」でしょう。高尾山の紅葉を代表する「イロハモミジ」をかたどった昭和10年頃の生まれのいわゆる瓦せんべいです。     

 この高尾せんべいの製造元が高尾山参道の入り口、甲州街道沿いにある薬王院御用達の老舗「有喜堂」です。この建物は昭和2年(1927)に建てられたようです。昭和初期にはこの店の前を路面電車が走り、高尾橋の駅もすぐ近くなので、高尾山参拝にくる路 面電車の乗降客でも賑わったことでしょう。
ところで、有喜堂と聞いて「そういえば薬王院の寺号も有喜寺では」 と気がつく方は、かなりの高尾通。
 
 なんでもこのこの有喜堂はもともとは機屋だったそうでその家業が倒産、薬王院の檀家総代の役目を代々追ってきた寺にとっても重要な家であったため当時の山主の勧めで薬王院のお供物として寺の紋をいれたせんべいを作ったのが始まりだとか。

 店の名前にも薬王院の寺号である「有喜寺」の使用を許されるなど破格の扱いを受けたようです。それだけお寺に尽くしていた大事な方だったのでしょうね。昭和2年の建築という風格が滲み出る店内にはせんべいのほかに、高尾まんじゅう、大杉まんじゅう、羊羹が売られています。(ちなみに私は大杉まんじゅうのファンです)

〒193-0844 東京都八王子市高尾町2302
電話:0426(61)0048 FAX:0426(67)3311
京王線:高尾山口駅より徒歩5分
 


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