本文へスキップ

毎年この季節が近づいてくると憂鬱になるあなたのために花粉症を徹底研究。対策を一挙にご紹介します

乳酸菌で花粉症対策


 ヨーグルトは、乳酸菌が含まれていますので、摂取することで善玉菌を増やして腸内を健康に保ってくれます。近年ではその腸内細菌のバランスを整える力が、花粉症にも効果があると話題です。逆にいえば花粉症に限らず、アレルギー体質の人は、腸内のバランスが乱れている事が多いのですが、この腸内環境の乱れに有効に働いてくれるのがヨーグルトです。

 そもそもヨーグルトは牛乳に乳酸菌(ビフィズス菌、ブルガリア菌、アシドフィルス菌、サーモフィルス菌、ヤクルト菌など)を入れて発酵させた乳製品であり、6千年前のエジプトで、飲み残した乳に偶然菌が入り込み、それを発見した古代人が飲んだことに始まるといいます。

 花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が起こるのは「Th1」・「Th2」という2種類の免疫細胞のバランスの崩れだと考えられているのですが、いくつかの種類の乳酸菌にはこのバランスも改善する働きがあると発表されています。
 例えばビフィズス菌やラクトバチルス菌です。食品メーカーや飲料メーカーは乳酸菌の持つこれらの働きをさらに有効にするために研究開発を進めており、それら新たに研究開発した乳酸菌には各社独自の菌種名をつけています。
 L.カゼイ・シロタ株やLG21、L55乳酸菌やL-92、KW乳酸菌など最近話題になっている乳酸菌の種類はいろいろあります。

 乳酸菌が多いヨーグルトを食べ続けると、腸内細菌のバランスが整えられ、善玉菌が腸の粘膜に開いていた穴をしっかり修復。
 そして、この健康な腸ならば、卵類や肉などに多い「異種タンパク質」も侵入しにくくなり、腸、さらには鼻の粘膜で活性し過ぎた【Th2】が抑えられるという最新の学説です。(発掘あるある大辞典より)

 ヨーグルトは、それ自体に含まれるタンパク質が製造過程で発酵分解されているため、異種タンパク質にもなりにくい食品。これらの効果がテレビで取り上げられ、いまや毎年花粉の季節になるとヨーグルトが飛ぶように売れているそうです。

 ヨーグルトの原料でもある牛乳も完全栄養食品といわれていますが、ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌というすばらしい効果がプラスアルファされていて、たんぱく質やカルシウムの消化吸収もヨーグルトの方が優れています。
 乳酸菌にはすばらしいパワーがあります。腸内の有害物質を排泄してくれたり、身体の免疫力アップは、この乳酸菌の力です。

 ヨーグルトは、プレーンタイプのもの、砂糖が加ええあるもの、ドリンク状のもの、自分で育てるカスピ海ヨーグルトなど種類も多様にありますが、どのタイプでも効果に問題はありません。(ちなみに「カスピ海のヨーグルト」とは1986年に長寿食の研究で有名な京都大学の家森幸男教授が日本に持ち込んだヨーグルトとして、主にネットを中心として手渡しで広まったヨーグルト)

 乳酸菌の効果としてあげられるのが、乳酸菌が作り出す乳酸や酢酸です。これらが腸内を刺激するので便通(お通じ)の改善に力を発揮し、消化吸収も高めて腸内のバランスをきちんとしてくれます。また腸内ビフィズス菌の増殖も手伝ってくれます。
 乳酸菌には腸内で作られた有害物質を排泄してくれる働きがあるので、ヨーグルトを食べ続ける事で腸内ビフィズス菌がたくさんになり、腸内がパワーアップします(整腸作用)。さらに乳酸菌には、免疫力をアップさせる作用もわかっています。乳酸菌を毎日摂取する事で整腸作用、病気予防にも効果的なのです。

 さて、花粉症対策としてヨーグルトを食べる、または飲む場合ですが、即効性は期待できません。ヨーグルトの効果として期待するところは、先ほども述べたように免疫系のバランスを整え活性化すること、つまり言い換えれば体質改善です。毎日習慣化することでその効果が現れます。

 まだ現時点では花粉症の症状を完全にシャットダウンするようなヨーグルトは無く、あくまでも乳酸菌の力を借りて症状を緩和するものである事を理解しましょう。また、ヨーグルトを食べても、花粉症の改善効果が現れる人、現れない人がいます。それは、食生活をはじめとする生活環境全般、さらには免疫遺伝子などが人によってそれぞれ異なるからです。

 また、厚生労働省の花粉症対策のHPではヨーグルトが花粉症を完全に治すことができるか難しいということを言っています。このことから読み取れるのは花粉症ヨーグルトの効果は花粉症を完全に治すものではなく、軽減させる効果があるということです。
 花粉症ヨーグルトが効果があるからといって、それだけで花粉症が完全に治るとは考えないほうがいいかも知れません。食べ物だけでなく、総合的に花粉症対策をしていきましょう。


ためしてみよう花粉症対策