・山歩きのベストシーズン
・登山口までの交通手段
・体力別のコース選定
・出発前の体調管理
登山口までの交通手段
山を選ぶときには、登山口までの交通手段を考えて計画をたてる必要があります。
初心者の間はできるだけ山頂に接近できる方法を考えたほうがいいでしょう。
○駅から登ることができる山
JRや私鉄の駅からいきなり登山道が始まる低山。
山から下りてきたら駅で、そこから電車に乗って帰られるコース、そんな便利なコースが、実は探せば結構あるんです。
JRでは「駅からハイキング」なんてイベントを定期的に実施していますので、最初のうちこれを利用するのもいい手かもしれませんね。
○バス停は時刻表で確認
バスで登山口まで行くというのも比較的多いコースです。
しかし、登山口までのバス(あるいは帰りのバス)の本数は、決して多くはありません。
加えて、季節運行していたり、平日は、本数がなかったりしますので、必ず最新の情報を確認してください。
時刻表をもっていても、その時刻表は発行月のもので、その後変更になっている場合もありますので、注意してください。
○マイカーで行く時は駐車場に注意
マイカーを使って登山口までやってこられる方も最近は多いようですね。
でも、当たり前のことですが、マイカーを乗り捨てることはできませんので、必ずそこに戻ってこなければなりません。
山には様々なコースがあり、たとえば入山路と下山路が異なり様々な山の景色を楽しみながら歩いて行くというのが可能なコースがあります。
でも、マイカーの場合は、それができませんので、若干コースが限定されてくるかもしれませんね。
そして、特に注意していただきたいのは、登山口に駐車できるスペースがあるかということを事前に調べておいてください。
駐車場がなく、道幅の狭いところに無理やり駐車しておくと他の登山者に迷惑であるばかりでなく、疲れて戻ってきたら、車が脱輪していたなんてことになったら泣くに泣けなくなりますよね。
○自転車やバイクを使う時は注意
オフロード仕様のバイクやマウンテンバイク(自転車)で果敢に山に登ってくる方が多くいらっしゃいます。
でも、これはホントに迷惑な話です。
バイクや自転車は登山口までの交通手段と心得ておいてください。
どうしても山登りをしたい場合は、必ず立ち入り規制を守ってください。
登山道ではバイクや自転車の立ち入り禁止規制がとられているのが通常ですので、その手前で必ずおいていってください。
でもバイクや自転車をおいていく場合は、しっかりと固定していくことを忘れないでください。
戻ってきたら崖下に見えましたでは、ちょっと悲しすぎますよね。