高尾山にある都天然記念物カゴノキ高尾通信

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高尾山にある都天然記念物カゴノキとは

高尾山宝珠寺 クスノキ科の常緑高木で、学名は、Actinodaphne lancfolia。木の幹がまだらに剥がれて、白と茶色の鹿子になっているので「鹿子の木」と呼ばれていたが、なまってカゴノキとなった。
 
 随分と大きくなる常緑高木で、高尾山小仏近くの宝珠寺には都の天然記念物の大木がある。以下は、この木の説明板から

都天然記念物 小仏のカゴノキ

所在 八王子市裏高尾町785番地 宝珠寺境内
指定 昭和37年3月31日

 高尾山の麓の宝珠寺本堂左脇の崖上にあり、主幹は枯れてその周囲を枝幹がとりまいて一株をなしている。目通り幹囲は、約4メートル、高さは約23メートル、根もとから1.3メートルのあたりから多くの枝が分岐している。一部の根が約3.1メートルの崖下の通路に露出し、樹幹を中心に南北約22メートル、東西約17メートルある。
カゴノキはコガノキともいい、暖地性常緑樹で雌雄異株。樹勢はきわめて旺盛で、関東地方における大樹である。

        昭和43年10月1日   東京都教育委員会

   高尾山かごのき   高尾山かごのき

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