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高尾山では毎年12月の冬至の前後頃、一年間でたった数日だけしか見られないダイヤモンド富士。太陽と富士山が織り成す光のショーです。



高尾山観光ガイドreal estate

高尾山豆知識


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5−6.ダイヤモンド富士

 『ダイヤモンド富士』ってご存知ですか?
 太陽が富士山の頂上に来るように見える場所に立つとその太陽の光がまるでダイヤモンドのように強く美しく輝きだす事をそういいます。
 富士山と光輝く太陽が織りなす光景は、まさに自然の芸術といえます。

 太陽の高さ、太陽・富士山・自分の位置が一直線上になって、ましてや晴天の冬の短い時間に見ることができます。しかし、富士山が見える地域なら、どこからでもダイヤモンド富士が見られるというわけではありません。太陽が出る(沈む)位置は毎日少しずつ動いています。

 冬至には東南東から昇り(東南西に沈み)、春分にはほぼ真東(真西)、夏至には最も北に移動します。さらに秋分から冬至へと季節が進むと、元の方へと戻るわけです。つまり、1年かけて1周し、毎年これを繰り返すのです。
 つまり、富士山が東(西)の方向に見える場所 では、年に2回、ダイヤモンド富士が見えることになるのです。 

 ところで高尾山では、山頂で冬至の頃、天候がよければ富士山頂の中央に沈む夕陽「ダイアモンド富士」を眺めることができます。

 太陽と富士山が織り成す光のショー。富士山に吸い込まれていくように真っ赤な太陽が沈んで行く、夕暮れ時のほんの数分間だけの刻一刻と変わる様子に神秘的なものを感じます。

 この頃の日没は16:30頃ですので、この時刻を狙って少し早めに出かけて自然が織り成す美しさを存分にお楽しみください。

 また、ダイヤモンド富士が見れる日には、平日でも例年、京王高尾山口駅近辺、山麓の駐車場は昼過ぎから満杯状態です。
 京王電車を利用したほうが良いかと思います。なお、この期間は、ケーブルカーも延長運転(最終午後6時高尾山駅発)するため、夕陽を眺めた後、ケーブルに乗って下山することが可能です。

 なお、ダイヤモンド富士がきれいに見える場所は限られています。見所スポットは、高尾山山頂の展望台か、そこから徒歩約5分ほどのもみじ台からがベストです。
 もみじ台より少し先の一丁平というところも富士の眺めのいいことで有名ですが、残念ながら、ここでは、富士山頂にきれいに沈む姿が見られません。なぜなら、冬至の時期では太陽が少し右にずれて見えるからです。そんなわけで、ベストスポットである山頂・もみじ台の2か所に人が詰めかけるので、混み合うわけです。

 にわかカメラマン達は、絶好のシャッタータイミングを狙って、夕暮れの高尾山は、急に賑やかになる時期です。山頂付近には三脚を立てた人々や登山者で満杯状態です。
 障害物の入らない写真を撮影したいなら、早めに場所取りをしておく必要がありますが、何と中には午前中から登頂して、ベストポジションを確保している人もいます。15時過ぎには、展望スポットの最前列など、きれいに見える場所はほぼ取られている状況です。

 このように多くの人をひきつけるダイヤモンド富士ですが、何せ自然が相手ですので日によっては雲に阻まれてダイヤモンド富士が見れないこともあります。中には、毎日通うカメラマンもいるとのことです。

 尚、暗くなってからの山道は危険なので、ゆったり観賞を楽しんだあとはケーブルカーで下山しましょう。また、ダイヤモンド富士は見れるのが日没の時間ということもあり、その瞬間が過ぎたあとは、急速にあたりが暗くなります。ヘッドランプや懐中電灯などを必ず持っていくようにしてください。

 また、季節柄、非常に冷え込みますので、暖かい服装をしていきましょう。

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