高尾山の雑学・豆知識
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高尾山の登山客は世界一
世界一古い木造建築物は、日本の法隆寺。607年に建てられたといわれています。世界一乗降客が多い駅は、東京の新宿駅。1日平均350万人が乗り降りするといわれています。それでは、世界一の登山客が多い山は?
高尾山は東京都八王子市に位置しており、標高は599mと低い山ですが自然豊かなことで知られています。実に1300種以上の植物、100種以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息していると言われています。また関東では非常に稀なブナの木が見られます。
ここ高尾山は「世界一登山客の多い山」と言われています。ミシュランガイドで紹介されてから高尾山の知名度が一気に高まり、登山客も増加しました。年間の登山者数は260万人を超え、富士山やエベレストを遥かに越えて、世界一の登山者数を誇っています。
世界中では年間700万人が登山を楽しむそうですが、そのうち260万人が高尾山に来ると言うのです。
高尾山がこれほどまでに登山客に愛されている理由の1つは、都心から電車で1時間ほどで行くことができる「立地条件のよさ」でしょう。さらに、ケーブルカーも利用できますし、ふもとの駅からそのまま登山道に入れるという「手軽さ」が挙げられるます。四季折々春の梅・桜、初夏の新緑、秋は紅葉と年中登山客で賑わっています。
子供たちも人気のサル山あり、本格的精進料理あり、東京一高い所にあるビアガーデンありと子供から大人そして高齢者に至るまで楽しめる山ですから世界一の登山者数との話も納得的です。
高尾山には全部で7つの登山コースがあります。
きれいに舗装された道から、登山路らしい山道まで様々ですが、どのコースも歩きやすく見どころもたくさん。自然研究路1・3・4・6号路と稲荷山コースは山頂へ向かって伸び、2・5号路は山頂へ伸びるコースを周回できるような道になっています。どれも複数の組み合わせができるので、何度行っても楽しめるのも高尾山登山の魅力といえるでしょう。
しかし、そんな気楽に登れる高尾山ですが、訪れる方の中には、街中を歩く感覚でハイヒールで行ったり、雨具を持ってこない人もいるようです。高尾山はれっきとした山なので、登山に適した装備をして行くようにしましょう。
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