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高尾山観光ガイドreal estate


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高尾山のみどころ

   高尾山頂の東側にあり、正式には高尾山薬王院有喜寺という。天平16年(744)に、聖武天皇の勅願により、行基が薬師如来を刻み、安置したのが開基とされている。永和年間に、京都醍醐寺の俊源大徳が飯綱大権現を祀り、修験道場として以来、時の武将達の帰依、保護を受け寺は栄えた。

 仁王門は三間一戸の八脚門で、間口が3.62メートル、奥行2.72メートル、一重、屋根寄棟造、銅板葺。江戸前期の建築とされる。運慶作仁王像(八尺)を安置してある。

 仁王門のすぐ正面にあるのが七間四面の薬王院本堂です。「高尾山」の額がすぐ眼に入ります。堂内の中央には護摩壇が設けられており、不動、座像不動(弘法大師作といわれている)が安置され、その各側には本尊の大日如来座像と左右に不動と愛染像が並んでいる。

 薬王院の見どころ・建造物
 薬王院の境内
 薬王院のご利益
 天然記念物
 薬王院のご本尊「飯縄大権現」
 高尾山のパワースポット
 高尾山夜景スポット

薬王院の境内

琵琶の瀧道の道標


 接待所の脇には、「これより琵琶の瀧道」と記されたこの石標が立っています。

平成13年に山中に大風で傾いたある杉の大木を伐採したところ、不思議な事に幹の中から現れたもので、江戸時代の享和3年 (1,803年) に建てられたと言う事が、石標に刻まれています。
 「めざめ石」と呼ばれるこの石標は、今から二百年ほど前に、足袋屋清八が建てた道標だったのです。
まさに現代に甦った不思議です。



六根清浄石ぐるま


 高尾山の仁王門を潜るとすぐに、六根清浄石ぐるまがあります。六根は目、鼻、耳、舌、心、体の6つの感覚器のことで、六根清浄とは、人間の大切な感覚器官を指し、物事を見つめる眼、匂いをかぐ鼻、音を聞く耳、味覚を味わう舌、感覚を感じる身、以上の大切な情報を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味があります。
 六根清浄は、霊山に苦労して登ることによって可能だとされているそうです。

 六根清浄石車をぐるぐる回し、日々の生活で汚れてしまった 六根(眼耳鼻舌)を清浄にしましょう。 悪いものは高尾山に置いていって頂いて、清らかな気持ちで、日々の生活を過ごしください。
 石車は「懺悔懺悔六根清浄」(ざんげざんげろっこんしゅじょう)と唱えながら回しましょう。懺悔(ザンゲ)とは、心を迷わせる、貪り(自分最優先の心)、怒り、愚痴(諦めたり挫けたりする弱い心)の三つの煩悩を悔い改め、反省の心を起こす意味だそうです。 

願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり

  高尾山には至る所にご利益を頂ける場所があります。
これはご本尊様の智慧の輪です。願いを掛けながらくぐり、つぎに大錫杖を鳴らして更なる諸願成就を祈願します。 
 その時、住所と名前を忘れずに唱えるようにするそうです。 錫杖(しゃくじょう)とは、遊行僧が携帯する道具の一つである杖。 煩悩を除去し、智慧を得る効果があるそうです。

天狗像

 高尾山の四天王門をくぐるとすぐに大天狗と子天狗が迎えてくれます。

 また、薬王院飯縄権現堂前には、右側に鼻の高い大天狗、そして左側には烏の嘴を持った烏天狗の小天狗の像が立っています。

 そう、ここ高尾山は天狗の住む山なのです。

難転の実

 『南天』は『難』を『転』するという意味あいもあって縁起のよい木とか。お正月の飾りでも良くつかわれますよね。

 1実、100円なりの、南天の実には、折りたたまれた赤い紙がさしてあります。これを抜いて開くと名前を書く欄があります。 祈願したい人の名前を書いてその紙を小さく丸めて元の穴にきっちりと埋め込んで納めます。 

 錫杖をジャラジャラと動かし、自分の名前を書いた南天(=難転)の実にみたてた赤い玉に差し込んで箱にいれると、災い転じて福となしてくれるそうです。

 しかし、赤紙には名前を書く欄しかないので、同姓同名の方を神様・仏様はどうやってわかってくれるのでしょうね。

 なお、難転の実の説明書きには、「安らかなる心を求めて節度のある生活を送りましょう」とあります。まさにそう願いたいものですね。