高尾山の観光ガイド

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高尾山のパワースポット18

 高尾山には至るところに、パワースポットと呼ばれる場所があります。といいますか高尾山自体が巨大なパワースポットなのかもしれません

 日々の生活で汚れがたまった六根を清浄にしてくれる六根清浄石車、願いを掛けながらくぐると叶うといわれている願叶輪潜、お金を洗って金運・商売繁昌のご利益を願う八大竜王・小槌、恋人・友達・ 仕事などの良縁を願ってお守りを結ぶ倶利伽羅龍・諸縁吉祥や愛染堂・良縁成就、そして五つの仏様が集まった姿をした本尊の飯縄様。

 すべてのパワースポットを巡れば、きっと神聖な力を感じること間違いなし!!それでは、高尾山薬王院有喜寺がお勧めされているパワースポットをご紹介しましょう。
 もっともお寺がお勧めするのですから、この場合、パワースポットというよりもお利益のある場所、霊験あらたかなる場所とでも言ったほうがよいかもしれません。

その1 開運ひっぱり蛸   -たこ杉隣-

 まずは、高尾山の開運のパワースポットNO1のたこ杉をご紹介します。
 高尾山の名物に、樹高37メートル、目通り約6メートル、推定樹齢450の世にも不思議な形をした「たこ杉」があります。
 蛸杉伝説によれば、昔飯縄大権現参詣の人々のために、天狗衆が参道を整備していました。
 ところが、根を四方に張った大杉が道普請を邪魔しているので、思案の末に翌朝、これを引き抜くことを決めたのでした。
 それを知った大杉は、これは一大事とばかりに一夜にして根をくるくると縮めてしまったそうです。そして、この盤根が「たこの足」に似ていることから命名されたといいます。

 以来、たこ杉、または、道を開いたところから開運杉とも呼ばれています。そのため、たこ杉は木から発する生命エネルギーを感じることができるパワースポットとして、有名な場所になりました。

 ところが、高尾山では,開運のパワースポットNO1のたこ杉ですが、蛸杉の傍に近づいて根を撫でる来山者が多く、杉の生育には好ましくないとのことで、2009年に「開運・ひっぱり蛸」が建立され、大山貫首大導師の許、開眼法要も行われたのでした。

 「ひっぱりだこ」って、ちょっと「しゃれ」が過ぎるような気がしないでもありませんが、つるつる頭の可愛いひっぱりだこをなでると、幸運を引っ張ってくるといわれており、今ではパワースポットの名所となりました。

<場所>ケーブルカー高尾山駅から1号路を徒歩4分

その2 男坂(おとこざか)-薬王院境内-

 「ひっぱり蛸」の場所から数分道なりに登って行くと、男坂(階段)と女坂(ゆるやかな登り坂)の分かれ道があります。

 ここが次なるパワースポットの男坂、この男坂の階段の段数は108段で、人の持つ煩悩(ぼんのう)の数と同じだそうです。
 つまり、男坂を1段登るごとに煩悩がひとつ解脱することを表しています。
 苦しみや悩みを踏み越えるよう、煩悩をひとつずつ落としながら登りましょう。

 現地の案内看板には「なむ、いづなだいごんげん」と唱えながら登るとよいと記されていますが、実際唱えながら登るのは息が切れ至難の業です。

 それでも頑張って登れば、大変といって女坂に進んだ彼女とすぐに合流できるはずです。煩悩のなくなったあなたを見てきっと・・・・・。

<場所>ケーブルカー高尾山駅から1号路を徒歩5分。浄心門を過ぎて道が二手に分かれた左側

その3 神変堂(しんぺんどう)

 さてさて、修験道として高尾山の霊験あらたかなるパワースポットが神変堂です。
 高尾山薬王院への参道の中ほど、霊気満山と額がかかった山門そばの神変堂は、昭和44年に改築されたが、入母屋造りの銅板平葺。神変大菩薩の額の文字は元総理大臣故佐藤栄作氏によるものです。

 堂内には山岳修験の祖である「神変大菩薩 役小角」が祀られており、「健脚祈願・腰痛平癒」の御利益があるそうです。

 また、神変堂の前には役小角に従った鬼の夫婦である妙童鬼=前鬼、善童鬼=後鬼が守っています。
 修験道の創始者として知られる役行者は、舒明天皇6年(634)元日、大和国葛木上郡茅原の郷賀茂役氏の娘 白専女(母)と問賀介麿(父)との間に生まれ、吉野の金峰山で霊感を得て呪術を身につけたといわれています。

前鬼、後鬼の二鬼神を自在に働かせることができたと言います。吉野の大峰山(おおみねさん)を開き、修験道の伝説的な開祖であり、役小角(えんのおずぬ)とも言います。
 あまりの力量をまわりにうとんじられて八丈に遠流の身となっても、夜な夜な海を越えて街に繰り出しては朝帰りを繰り返し、ついには、年老いた母を背負っていづことなく去っていったといいます。
 高尾山薬王院は、古来より山岳宗教の修験道として発展してきた証として、その開祖である役行者、つまり神変大菩薩が祭られているのです。 

その4 苦抜け門 -薬王院境内-

 平成26年8月28日午前10時より落慶法要が営まれた「苦抜け門」は仏舎利塔から男坂へ下る石段の手前と、男坂を上がり、右側の仏舎利塔へ上がる石段の手前2か所にあります。 

 この2つの門に挟まれた石段は「三密の道」と呼ばれていますが、三密については石碑につぎのとおり記されています。 

 「三密とは」仏教では人間の日常生活は、身(身体)、口(言葉)、意(心)の三つの働きから成立つていると考えられております。 これこそが煩悩の元であり、身業、口業、意業の三業であるといわれます。 この三密の道を歩く時、煩悩(わずらい、なやみ)を消すことを心に念じて歩いて下さい。 」

 この道を歩くと煩悩から解放され、苦しいことから抜けられるとか。良く見ると、「苦」という字になっています。「三密の道」の石段は五十四段。その先には、釈迦(しゃか)の遺骨を納めているとされる仏舎利塔がそびえています。

<場所>ケーブルカー高尾山駅から1号路を経由し男坂を登った右手

その5 六根清浄石車-薬王院境内-

 次なるパワースポットは、高尾山の仁王門を潜るとすぐに目に入る「六根清浄石ぐるま」です。

 六根は目、鼻、耳、舌、心、体の6つの感覚器のことで、六根清浄とは、人間の大切な感覚器官を指し、物事を見つめる眼、匂いをかぐ鼻、音を聞く耳、味覚を味わう舌、感覚を感じる身、以上の大切な情報を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味があります。
 六根清浄は、霊山に苦労して登ることによって可能だとされているそうです。

 どこから回しても自由ですがちなみに山内に点在する18箇所ある石車を見つけて6回ずつ回せば、108回転します。最後に境内の六根清浄大石車を回して日頃の(108)煩悩を取り除いてみてはいかがでしょうか。 石車は「懺悔懺悔六根清浄」と唱えながら回しましょう。

<場所>高尾山 薬王院境内、仁王門をくぐってすぐ、その他18箇所

その6 願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)-薬王院境内-

 次なるパワースポットは、願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)です。
 これはご本尊様の智慧の輪です。願いを掛けながらくぐり、その奥にある大錫杖をご本尊様に願いが届くように、高らかに鳴らして更なる諸願成就を祈願します。 

 その時、住所と名前を忘れずに唱えるようにするそうです。 錫杖(しゃくじょう)とは、遊行僧が携帯する道具の一つである杖。 煩悩を除去し、智慧を得る効果があるそうです。

 一般的に輪潜りの輪は通常は茅(かや)の葉を束ねて作るのですが、高尾山の参詣者は一年中絶える事はないので石造りということです。

<場所>高尾山 薬王院境内

その7 八大竜王堂(はちだいりゅうおうどう) -薬王院境内-

 お待たせしました!金運を向上させたい方は必見です。
 ここに祀られている八大竜王は、龍神の一種で水をつかさどり大地を潤し実りを与えるといわれています。

 金色に輝く八大竜王像の足元に湧き出る浄水でお金を洗い、それを資本金にすると金運招福・商売繁盛のご利益があると言われています。
 水で清めたお金を、資本金として持ち歩くためのお守袋もありますので、忘れずに手に入れて下さい。
 そのあとは、記念撮影用のこづちを持って思い出に写真撮影をするのも良いでしょう。

<場所>高尾山 薬王院境内

その8 倶利伽羅龍(くりからりゅう)・諸縁吉祥-薬王院境内-

 八大竜王のそばには、倶利伽羅剣が祀ってあります。この剣は、倶利伽羅龍王(くりからりゅうおう)が燃え盛る炎となって巻きつき、交尾する姿が表現されているとされ、三毒(むさぼり・怒り・愚か)を破り、ご縁を結ぶといわれています。
 本来は、この神様は除災招福の神なのですが、剣の力故に、「縁結び」にご利益ありと信じられており、そのためか、ここには「恋みくじ」が置かれています。

 そして良縁むすびの諸縁吉祥(しょえんきっしょう)。
 ここですべての人々の良縁と幸せを願いましょう。

 世の中にはご縁がたくさんあります。恋人・友達・ 仕事など諸々のご縁が頂けるように、お札場で購入した赤い糸に五円玉を結んで吊るすことで、「良いご縁」にあずかることができるとされています
 諸縁吉祥のお賽銭箱は「願いかなう」 の5文字が丸く描かれ可愛らしいものです。

<場所>高尾山 薬王院境内

その9 修行大師堂(しゅぎょうたいしどう)

 願叶輪潜の次は、道なりに進むとすぐ右側に「修行大師堂」があります。
 修行中の弘法大師にあやかり、学業成就、合格祈願の祈願木を納めてお願いする修行大師堂はいつも受験生たちでいっぱいです。
 大師堂前の説明書きによれば「弘法大師さまに身体の健全をお願いすると供に、学業成就、志望校への合格成就を「ご祈願木」にお名前を書きお納めしてお願いしてください。月日の経ちました「ご祈願木」 は春の火渡り祭、または、「秋の大祭の柴燈護摩供のさいに お焚きあげいたします。」とのことでした。

 さて、ここで今人気なのが「あげて開運 」。木彫りのタコを持ち上げて「南無大師遍照金剛」(なむだいしへんじょうこんごう)を唱え、お大師様に祈念した後、元の場所に置くと「オクトパス(英語で「タコ」の意」(置くと合格)の効果・ご利益が得られるそうです。な、な、なんと「置くと合格(オクトパス) 」だそうです。ややおやじギャグのようですが、そのご利益やいかに。

<場所>高尾山 薬王院境内

その10 薬王院大本堂-薬王院境内-

 薬王院の本堂で厄除けをはじめ、病気平癒、開運、学業成就、火防など多くの効果、ご利益が得られる高尾山におけるパワースポットの中心ともいえる場所ですので、ご利益巡りでは絶対外せません。仁王門のすぐ正面にあるのが七間四面の薬王院本堂です。
 薬王院は、鎌倉時代までは寺の名前からも推察できるように薬師如来がご本尊でした。 
 薬師如来は、無明の病を直す法薬を与える、医薬の仏様です。左手に薬壺を持つ、仏国土の東方瑠璃光浄土の教主(西方は阿弥陀如来)とされており、現世での病気治癒(特に眼病)・安産・貧困孤独の救済で知られる仏様です。
 
 薬師如来の真言「オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ」は、意志を司る甲状腺の第5チャクラを活性化し、体内に強い意志のエネルギーを生みだして、病苦を取り除く効果があるといわれています。
 
 一方、飯縄大権現はは戦国最強の武将・上杉謙信と武田信玄が深く信仰した戦勝の神で、勝運・厄除けのご利益があります。上杉謙信の兜の前立は飯縄権現像、武田信玄は飯縄権現の小像を懐中していました。
 ここぞという一番勝負の前や、厄除けには是非参拝をしましょう。
 ところで、通常神社の参拝は賽銭を入れ、太い綱をガラガラとし、二礼二拍一礼ですが、飯綱大権現は違います。まずは賽銭を投げ入れ、御本尊様につながると言われる、五本から成る細い紐を手に取り、「なむいづなだいごんげん」と、唱えます。
 御本尊様・僧侶・御信徒皆様の様々な力が集まったご本堂から、是非お力を頂いて下さい。

<場所>高尾山 薬王院の本堂

その11 愛染堂(あいぜんどう)-薬王院境内-

 さてさて恋多き乙女のパワースポットが愛染堂。
 高尾山薬王院本堂の裏手になりますが、愛染堂には全身深紅の愛染明王が祀られています。

 愛染明王は愛情や情欲の仏様で「煩悩即菩提」の教えのご本尊です。 愛欲や煩悩の本能そのものを向上心に変換して正しい道へ導いてくれる仏様で、六臂(ろっぴ)といわれる六本の手に武器と法具を持ち、獅子の冠をかぶっています。
 愛染明王の真言(呪文) 「オン マカラギャ バゾロウシュニシャ バザラサトバ ジャクウン バンコク」を30万回唱えると、どんな相手からも愛されるようになるといわれています。

 倶利伽羅堂と並び、このように良縁成就、縁結びに霊験あらたかとかで、薬王院のお守りのなかでも若者を中心に人気なのが、この縁結びのお守り。
薬王院でお受けすることができる、鈴がついたお守りとご縁があるようにと赤い糸のついたきれいに磨かれた5円硬貨が一組になっているものです。
 鈴のついたお守りは、いつでも自分の身につけておき、五円玉の方をこの愛染堂に自分の意中の人と恋愛成就するように祈願し結んでおくと願いが叶うといわれています。

<場所>高尾山 薬王院本堂に向かって右手

その12 天狗社(てんぐしゃ)-薬王院境内-

 ご本尊・飯縄大権現の眷属(随身)として高尾山を守る天狗をまつる社。

 天狗はもともと仏敵で人間に禍をなす妖怪でしたが、修験道に吸収されて山の守り神となりました。
 社の傍らには、草履、下駄、雪駄、運動靴などが奉納され、天狗のように足腰が丈夫になって欲しいとの庶民の願いが込められています。

 天狗社は2010年の改修工事をへて、屋根の銅版まで吹き替えららました。

その13 福徳稲荷社(ふくとくいなり)

 飯縄権現社の向かって左傍らには小さな社があります。
 屋根は入母屋形式で、正面には軒唐破風を付した作りで、小さいながらも極彩色の社殿です。

 ダキニ天社ともいわれるこの社お稲荷さんには、ダキニ天という女神が祀られています。

 ダキニ天は、薬王院本堂に祀られている飯縄権現と関係が深い神様で稲を持ち狐などの動物を従えています。
 そのことから商売繁盛のご利益あらたかで、お金やビジネス関係の願いにご利益があります。初午の日には、福徳稲荷祭が行われています。
 社の前には奉納された狐がいっぱい並んでいます。

その14 飛飯縄堂(とびいずなどう)

 高尾山薬王院大本堂に向かって左側、飯縄権現堂に向かう階段の途中にあります。堂内にある小石をなでると、できもの、はれもの、いぼ等が取れるという信仰があります。

 ところで、JR日野駅のプラットホームを南の端に歩いて行くと、東側に坂上神社と御影石の鳥居が、見え隠れしますが、伝説によれば、この飯縄神社(現在は坂上神社に合祀)から高尾山に飛んできたという伝説があります。

 また幕末に薬王院が火災に見舞われた際に一時退避すべく火の玉となって日野まで飛んでいったなどという「飛び飯縄伝承」があります。
 尚、日野の飯縄神社と高尾山薬王院との関係は明治末まで続いていたということです。
 日野の飯縄神社の文政10年4月3日の棟札には、表に「奉再興飯縄社一宇」と「縄」の文字が使ってあり、裏には「遷宮導師高尾山薬王院住第廿世大僧都法印岳純」とあります。
 日野を訪れる機会があれば、そちらの飯縄神社にも是非お参りしてみてください。

その15 穴弁天(あなべんてん)

 高尾山本坊裏手には、洞穴内に弁財天を奉ってあります。もともとここにはいつの頃からか弁財天が祀られていたのですが、いつの間にか失われしまったそうです。それを憂いた第二十七世範秀大僧正が昭和天皇即位を記念して彫刻奉安、平成11年4月に修復を完了したものです。

 弁財天は元はインドの古代神話に登場するサラスバティというインダス川の神様です。サラスバティは「水を持つもの」と訳されます。
 したがって池や川など水のある所にまつられます。確かに祠の手前には小さな湧き水があり、ここでお金を洗うとそれが増える、いわゆる「銭洗い弁天」となっています。
 
 一般に弁財天といえば、七福神の中の紅一点として有名ですし、商売繁盛と技芸上達と決まっていますが、こちらの弁天様は解説板によれば「福徳円満」、「平等利益」などのご利益があるそうです。


その16 琵琶滝(びわだき)

 6号路途中にありその昔、高尾山中興の祖とされる俊源大徳(しゅんげんたいとく)がこの滝で水行修業をおこない飯綱権現(いづなごんげん)の霊感を得て悟りをひらいたと伝えられています。

 飯綱権現は天狗が神格化されてもので天狗は飯綱権現の眷属として高尾山中の至る所で信仰されています。
 つまりびわ滝は高尾山における天狗信仰発祥の地というわけです。

その17 仏舎利塔(ぶっしゃりとう)

 高尾山仏舎利宝塔内にはお釈迦さまの真身骨が奉安されているそうです。
 これは、昭和6年に少年団日本連盟(現在のボーイスカウト日本連盟)を通じて、タイ国王より分贈されたもので、日本の青少年が、お釈迦さまの教えにより、正しい心で健全に成長する事を祈念して奉安されたとのことです。

 この仏舎利塔は、お釈迦さまの教えそのものを表しています。それは、人はどう生きるべきかという事です。
 自分の心に自信を持ち、思いやりを大切にして、正しい物事の判断の仕方で、正しく生きるべきであると。
 お釈迦さまは、「心のふるさと祈りのお山」の高尾山より、生きとして生けるもの全ての心の安定の様子を見守っておられます。

 ところで最近、仏舎利塔の周囲に十善戒を彫った石門を建立されました。この門をくぐることにより、人の持つ煩いや悩みを遠ざけ、仏さまの近づくための教え「十善戒」を実践し、心を新たに戒めを守り、清く正しい日々を送るようにいたしましょう。

その18 高尾山頂(たかおさんちょう)

 その昔、江戸城(皇居)を建築する際に風水を活用したといわれています。
 風水によると、東京湾から水の力、そして富士山からは火の力を取り込もうとしていました。様々な力を取り込む地脈を「龍脈」と風水上で呼ばれており、その龍脈に高尾山が入っているのです。

 つまり、高尾山は、風水的には霊峰富士山からの龍脈(エネルギーの通り道)、つまり富士山から皇居に向かって大地のエネルギーが流れる強い龍脈上にあり、このため、高尾山に登れば、富士山に登ったのと同種の火のパワーが得られるといいます。高尾山全体が巨大なパワースポットということですね。
 また、山腹の薬王院の霊域、最も高みの場所に「富士浅間社」が鎮座して、朱塗りの美しい社殿に富士山の神、木花之開耶姫が祀られています。
 
 天気のいい日は山頂から富士山を眺めることもできます。また冬至の時期には、富士山山頂に夕日が沈む「ダイヤモンド富士」も拝むことができます

<場所>ケーブルカー高尾山駅から1号路を徒歩25分

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